海外のノートは質が悪い?勉強道具は何をもっていけばいいの?
初めての語学留学はそんなところから何もわからないですよね。
私のケースですが、紙類は重いのでノートや参考書の類は一切もっていきません。
海外旅行において
軽い・小さい=正義
です。
英文法の参考書や問題集をもって来ている学生がたくさんいますが、
正直そんなに必要な場面はありません。
英文を読んでわからない場合、たいていは単語の意味がわかってないか、その単語群で熟語になることがわかってない場合が多いです。
so : そのように、だから
far : 遠い
こういうことはわかっているのに
so far : 今のところ
これがわからない。
みたいに
必要なのは文法書ではなく辞書です。
オフラインの電子辞書アプリか電子辞書があればことたります。
文法の自習用にも文法書なんていりません。日本人がまずできていないのは圧倒的に瞬間英作文です。文法自体は頭に入っているけど毎回頭で作っているから遅いのです。
たとえると、7×7の計算で、毎回頭の中で7を7回足しているような英文の作り方をしているからコミュニケーションとしてはちょっと成り立ってないかなというくらい遅い受け答えになるのです。
基礎項目の英語ですらをパッと暗記に近いスピードで音で出す訓練を全くしていないのでできないのです。
セブ留学だろうと、ワーホリだろうとまず初めに日本人がつまづくのは「授業英語」と「英会話」の違いです。
日本語にすると「国語の授業」と「クラスメイトとのおしゃべり」の違いです。
例えば小学校5年生の時に習う「用いる」ですが、最近いつこの単語使いましたか?普段の生活では「それ用いて!」とは言いませんよね。
「それつかって!」って言いませんか?
英語もそうです。ネイティブ10歳で学習するレベルの単語ってもうすでに日々の会話で使わない世界に突入しています。すでに知っている言葉のより限定的な意味だったりより正確に表す言葉だったりを学んでいます。
つまり、
とりあえず言いたいことが言える(難しい表現は簡単に言い換えられる。)、相手のしゃべっていることが(簡単な表現を使ってもらえれば)聞ける。
この誰もが目指す英語の第一関門は英単語3000語と文法60項目(項目数は分け方次第ですがいわゆる高校までの文法)で成り立っています。
オックスフォードが英語学習者用の現代英英辞典を出しています。(参考記事:オフラインのアプリ辞書編)これは英単語10万語程度の解説をすべて簡単な3000語で言い換えた辞典です。
つまり3000語を駆使すると10万語程度の表現は言い換えられるということ。一般的なネイティブの語彙は4万語~5万語と言われているので、
3000語を使えると、「言いたいことがすべて簡単な単語で言い換えられる」状態です。
これをやると「英語しゃべれる人」です。英語できない人から「英語しゃべれていいな」と言われるレベルになります。
そして本人的には上には上がいるなといくらでも思えるレベルです。なんせ知らない単語はまだまだガンガンありますから。
ここまでが登竜門です。英語話者でこの3000語に知らない単語がある人はいません。
基礎単語:絶望したっ!中級までに必要な初級英語の全単語は3278語!
日本人にとって単語の最終到達ラインは20000語:書籍の辞書なんて今更?私もそう思っていました!これが英単語の到達点!
基礎文法はこれが最適:英語の復習にはこれが最適! 英語学習アプリ!
私も初回の留学はノートやら電子辞書やら、いろいろ持ち込んでいましたが、今は勉強道具として持っていくのは厳選して減らしたペンケース1つで足りることが分かりました。
中身は
シャーペン・ボールペン・赤ペン・消しゴム・替え芯 各1点ずつ
これで十分です!
教科書は各学校で指定のものがありますし、ノートを売っていない地域なんて語学留学では行きませんし。
たしかに現地で買う文房具は日本のものと比べるとちょっと凸凹してたり、裁断の跡が荒かったりしますが。それだけです。ノートとしてちゃんと使えます。
なにより現地で買ったノートは自分用お土産になりますし。
よい留学を!
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[…] 語学留学の勉強道具は何を持っていく? […]