ワーホリを決めたら、行く時期を決めて、行く国を決めて、それから都市を決めて、語学学校を決めて、
決めることは山ほどあります。
あと航空券をとって、持っていく荷物も決めなくちゃいけません。
海外旅行保険も忘れずに。
入国した後の住処も。
ホームステイにするのか、シェアハウス探すのか、バックパッカーと呼ばれる安宿にするのか。
頭がこんがらがってきますね。
私がたどってきた迷いはまず、「留学にするのか、ワーホリにするのか。」というのがありました。
◆格安留学
・セブ
・フィジー
・マルタ島
◆ワーホリ
・カナダ
・オーストラリア
・イギリス
という6択。
私は南半球!という理由でオーストラリアを選び、あとは、もう情報収集です。
ブログに次ぐブログ検索です。
Google先生に「ワーホリ 体験記」とか「オーストラリア ワーホリ」とか聞きまくりです。
体験談を語ってくれるブログもあれば、情報をまとめてくれているブログもあり
過去記事から読み漁り、どんな経緯でどこを選んでどうだったかを仕入れに仕入れて楽しんでいました。
で、ですね
今思えば当時あれだけ悩んでいたことは、たんなる時間の無駄だったなと思えることが出てきたので
同じ悩みを持っている人の時間短縮をするために書置きをここに残しておきます。
誰かの役に立ちますように。
どーもタツです!
「語学学校を選ぶ。」
迷いますよね!「ブリスベン 語学学校 一覧」とかGoogle先生に聞いちゃったりして
「ブリスベン 語学学校 最安値」とかも入れちゃったりしますよね。
バシッとした答えが出ないのでまたもんもんとネットの海におぼれる時間に逆戻りです。
「語学学校 結局どこがいいの」とか聞いてみちゃったりもしました?笑
そうなんです。この疑問って答え無いんですよ。
何を基準にするかで多少違ってきますが、語学学校と呼ばれるようなところはだいたい複数のコースを持っています。
標準英会話コース・ケンブリッジコース・IELTSコースとか
インターンシップ付き英会話コースとか、カフェスキルと英会話クラスなんてのもあります。
それぞれで価格は違うし、やることも違う。
万人に共通した答えなんて出せないんです。
なので悩む時間を短縮するために、ワーホリの語学学校に関して「考えるべきこと」と「悩むだけ無駄だったこと」を私の例でお話しします!
◆語学学校の価格
◆語学学校の国籍比率
◆教師の質
◆語学学校に通う期間
◆語学学校期間中の住居
◆語学学校の価格
ここが最大の関心ごとで悩みの種になる人が多いです。
価格設定が多岐にわたるので、この情報収集にパッと答えが出ないで疲れる人も多いと思います。(えぇ、私です。)
せっかく見つけたお値打ち価格が「あーそれキャンペーン価格ですね。」とか言われたり。
これってまずは価格感を身に着けるのが大変なんですよ。はじめての語学学校なので週400ドルの授業料が高いのか安いのかわからない。
教科書代が月50ドルって高いのか安いのかわからない。これが情報収集で疲れる原因です。
なので、私がエージェントに電話して聞いておきました。
(2016年2月)
・エージェントA
オーストラリアの語学学校に4週間通いたい授業料平均値は?
授業料$1440 (週360ドル)
入学金$225
教科書代$80 (週20ドル)
ホームステイ紹介料 220ドル
ホームステイ料金 1080ドル(週270ドル)
4週間学費+ホームステイ 計 $3045(約26万円)
4週間の最安値と最高値は?
最安値は250ドル/週の学校があるが、生徒からの評判が悪くお勧めしない。
最高値は450ドル/週の学校だが、現地大学進学目的の生徒が主。
・エージェントB
オーストラリアの語学学校に4週間通いたい授業料平均値は?
ざっと学費とホームステイで35万円、航空券と海外旅行保険はふくまず
4週間の最安値と最高値は?
最安値 約30万円 週20時間の授業+ホームステイ 4週分
最高値 約41万円 週35時間の授業+学生寮 4週分
・エージェントc
オーストラリアの語学学校に4週間通いたい授業料平均値は?
シドニーなら 学費280ドル/週+ホームステイ280ドル/週が平均
それに加えて入学金と授業料とホームステイ紹介料
それ以外の都市なら 学費330ドル/週+ホームステイ280ドル/週が平均
それに加えて入学金と授業料とホームステイ紹介料
4週間の最安値と最高値は?
最安値 シドニーで格安校のさらにキャンペーンで 170ドル/週はみたことある。
最高値 10年以上の指導歴を持つ先生をそろえる学校は400ドル/週で存在する。
価格まとめ 学費+住居の4週間
エージェントa ざっと4週間で26万円が平均値
エージェントb ざっと4週間で35万円が平均値
エージェントc ざっと4週間で25~29万円が平均値
こうなりました!
これに航空券と海外旅行保険を入れれば、ほんとにざっくりとした費用がでます。
この価格を参考に詰めていくといいでしょう。
◆語学学校の国籍比率
これが、一番考えるだけ無駄な項目でした。
学校ごとに傾向がありそうな気もしますがそんなものすらありませんでした。
日本人の割合が少ないほうがいいと思う人が、国籍比率を公開している学校で日本人率の少ない学校を選ぶと
同じような考えの日本人が毎週入学してくるからです。
初心者クラスが12人いたとすると 大体毎週1人~2人卒業します。
そして毎週1人~2人入学してきます。
3週もたつと国籍比率なんてどうにでもなるんです。
運のみです。日本人が少ない学校を選んでも行くまでに増えてるかもしれません。
もちろん増えてないかもしれません。
これはいってみないとわからないんです。
同じ学校でも、初心者クラスは日本人が多くて、中級クラスは日本人がいないなんてこともあります。
でもいってみてレベルチェック受けるまでどのクラスに配属されるかわからないんです。
祈る以外に方法がありません。
できる対処は2つ
・ダメだったら転校する
・大学生の休暇期間をはずす。
日本人比率の少ない語学学校に通うという案は無理です。毎週比率が大幅に変わるから。
ならば、行ってみてダメだったら転校する以外の有効な手は存在しません。
入学金を余分に払う必要があり、入学から数週間で国籍比率が望まぬ方に推移する可能性がありますが、これ以外手がないのが現状です。
気休め程度ですが、大学生の休暇期間を外すのは、日本人軍団を避けるために効果的です。
行ってみたらクラスの8割が日本人だった!という事態を避けるためには役立ちますが、日本人率が1割とかを狙う人への対策にはさほどなりません。
具体的には2月、3月、8月、9月、12月が日本人が多めの時期です。
ただもし私が、英語だけにどうしても浸かりたい場合は、初めの数か月の間は学校で楽しくすごして、
その後、田舎に移動してアルバイトを探すのが現実的な手段と思っています。
小さな町に日本人1人 という環境ができれば自然に英語漬けです。
もちろんそれなりの英語力になるまでは学校で会話力をあげる必要がありますが、目標があったほうが頑張れる人も多いのではないでしょうか?
語学学校の国籍比率についてはさっさとあきらめをつけ別のことを考えたほうが良いです。
◆教師の質
これもさほど考えないで良い項目です。
初心者にとっては英語の指導力はさほど関係なく、やった分だけ伸びます。先生がどうのこうのというよりも語学学校のクラスメイトと放課後に遊びに行くほうがよほど英語のためになります。英語でしゃべる他国の友達を作るために学校へ行くという認識でも合っているくらいです。
語学学校の先生はもちろん英語を教えてくれはしますが、その後の教えてもらったことを身につける役には立ってくれません。それは自分で反復し取り入れるしかありません。
反復練習の役に立ってくれるのはクラスメイトやシェアメイトです。
中級者以上にとっては、いわゆる国語能力がきちんとある先生でないと質問に答えられないので格安校にいってはいけません。
平均的な価格の学校を選ぶようにしてください。
教師の質で考えることはこの2点のみです。
最終的に先生が合っているかという一番大事な点は行ってみないとわからないため、ここに関しても、ダメだった時に転校する準備をしておくことが一番大切です。
渡航前に全額払いこまず、とりあえず通学予定期間の半分から3分の1程度の期間分で申し込み、現地での自由度を確保することが精神衛生上の健康を保つ方法です。
せっかく海外に来たのに「ぜんぜん合わない学校と教師に当たったけど、もうお金払っちゃったからあと3か月は通わないといけない。」という状況を避けましょう。
◆語学学校に通う期間
オーストラリアではワーホリビザは学生ビザじゃないのよ!ってことで1年間のうち4か月間しか通学が認められていません。
正確には17週。
ただこれフルタイムで通った通学期間の合計でして、法的に言うなら学生学生ビザの適用要綱を17週までということ。
つまり17週通った後にまだ学校にかよいたければパートタイムで通えばOKです。
ちなみに完全に合法です。パートタイムは学生ビザの要綱から外れているので。
もともとこのルールはワーホリビザって学生ビザじゃないよねってとこからのルールなので、当局も取り締まる気なんかないです。
ワーホリビザが通学を17周より多くしていたのが発覚したため国外追放。とか誰も聞いたことないはずです。
国に学費という形でお金を落としてくれているので国益にもなっていますし。
学校を変えて17週より多く通う人も実際いたような・・・笑
ただ!学校に関しては行けるだけ行ったほうがいいです。
というより17週で英語なんてできるようにならないです。
4か月外国で語学学校に通っても絶対量はまだまだ足りません。
現実問題お金が・・・という人もいるでしょうが、可能な限り学校には行ったほうがいいです。
現地でバイトをするより、語学学校のほうが英語の伸びが全然違います。その上
英語は1回習得すれば残りの人生ずっと使えます。ここで頑張るほうがのちのち結局は得します。
◆語学学校期間中の住居
ホームステイにするのか、シェアハウス探すのか、バックパッカーと呼ばれる安宿にするのか。
基本的にはこの3択です。
参考記事:明日はどこで目覚めよう!ホテル以外もたくさんある留学やワーホリ使える宿泊のカタチ7選!
現地に親戚の家があるとかいう特殊な人は迷わずそうすればいいと思います。
この問題もあまり悩むものではないんです、比べる項目はこの3つかと思いますが、
ホームステイ
食事代:住居費に含むことが多い
交通費:30ドル平均/週
住居費:280ドル平均/週
シェアハウス
食事代:100ドル平均/週
交通費:都市部に住むことが多いためなし
住居費:180ドル平均/週
バックパッカー
食事代:100ドル平均/週
交通費:都市部にあることが多いためなし
住居費:180ドル平均/週
こんな感じで、さほど違いはないんですよね。総額も大した違いはありません。
ホームステイは紹介料があるので2万円ほど高い計算になりますが。
交通費のいらないホームステイ先、もしくは週180ドルより安い住居費の物件を見つけたらお得物件だと思えばいいと思います。
ここも大事なことは
ホームステイを申し込むときに「ぜんぜん合わない家と家族に当たったけど、もうお金払っちゃったからあと3か月はすまないといけない。」という状況を避けるために
お金をあらかじめ全期間分払ってしまわないようにすることだけです。
お金に関して以外だと、語学学校のクラスメイトからシェアルームが紹介された場合は基本乗り気でいいと思います。
というのもクラスメイトがシェアメイトになると家でも英語で雑談できるうえにレベルが一緒なので話しやすいのです。
日本人同士なら意味はありませんが、別の国籍のクラスメイトが「今週から1部屋空くんだよねー」とか言っていたら「家探してる!私!」っていうといいと思います。
まとめると
◆語学学校の価格
ひと月で27万円くらい学費+住居費にかかるのが平均。
◆語学学校の国籍比率
悩む意味なし。
◆教師の質
初心者は悩む意味なし。
中級者以上は格安校のみ避ける
◆語学学校に通う期間
できるだけ長く。財布の許す限り。
◆語学学校期間中の住居
ホームステイ、シェアハウス、安宿にトータルの価格差はほぼなし。
友達とシェアハウスできるようなら積極的にやると英会話の頻度が上がるメリットあり。
です!
よい留学を!
コメント
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