いきあたりばったりのワーホリも語学学校とホームステイの予約により、いわゆるまともなワーキングホリデーに近づいてきました。
全部自分で組み立てる人はいまだ少数派で、エージェントを通して語学学校に入学手続きをする人が多いです。
そりゃそうです。
不安ですもんね。経験者にやってもらったほうが楽だし安心です。
なのになぜ、エージェントを使わずに自力でワーキングホリデーをすべて組み立てたかというと
安くあげようと思ってエージェント使わなかったわけではありません、
結果的に安く上がっただけです。
私・・・英語がひょっとしたらできるかもしれないと思っていたからなんです。
?
私は英語がもしかしたらすでにできるかもしれないと思っていたからなんです。
???
私は!
あの当時!
初めて海外に行くにもかかわらず!
中高の英語のテストで平均的な成績をとっていたという理由で!
ひょっとしたら自分は試したことがないだけで!
初めからある程度話せるんじゃないかと思っていたんです!(ひらきなおり)
・・・若気の至りです・・・いえ、知っています。
すいませんでした。
本当すいません。
私のばか。
当時の愚かな自分を殴りたい気持ちでいっぱいですが、
失敗するまで気づかないのがバカたるゆえん。
大人に「危ない」と言われても実際に転んでけがをするまでわからない子っていますよね?(私です。)
もしお子さんがそんなかんじならあきらめてください。
それ、大人になっても治りませんよ。
あの当時は愚かにもひょっとすると私は中学校と高校で6年も英語勉強したから、初心者レベルの英語なわけないと思っていたんです!
英会話したことないのに!
そんなこと想像もせず!
初心者レベルなわけないと思っていたんです!!
ええ・・・
本当にすいません。
でもですよ、
とすると、行ってみて別になんとなく英語出来そうなら語学学校に通う必要ないじゃないですか?
もしそうだったらいきなり仕事探せばいいじゃないですか?
(仮説の上に理屈をたててみた。)
なら行ってみてしゃべってみてできそうかどうかを判断するまで、学校探しをするか仕事探しをするか未定じゃないですか。
行ってみるまで何をするかもどこに行くかも未定。
(たぶん自分は英語ができるはずだから)学校に行くか、仕事をさがすかをまず決めないと動きようがないなぁ、と
でも一応いってみて自分の英語力を試すくらいはしないとなぁと
この状態で空港にお迎えに来てもらってどこに連れて行ってもらうかを決められないわけです。
なので、
「そっかー、しかたないなエージェントに登録する意味ねーや。」とつぶやきながら自力で準備を始めたわけです。
・・・はい、本当にすいませんでした。
現実には、入国から15分くらいで現実を知りました。
具体的にはゴールドコースト空港のカウンターのおねーさんから親切に説明された「ここからブリスベンへの行き方」が全く聞き取れず
(なんなら私の「ブリスベン」という1単語のみの発言を2回聞き返され)
あ、これは・・・無理だ。
となりました。
ちょっとだけ手遅れになったくらいで現実を知れたので
ほんとうにあの時のおねーさんありがとうございます。
結果的にはエージェント費用がかからずにすんでよかったといえばよかったのですが、黒歴史的な何かは増えました。
それからはオーストラリア体験記1~6に書いた経緯をたどって、いよいよホームステイが始まるわけです。
どーも!タツです。
長い前置き笑からのいよいよ本編です。
入国から1週間をパックパッカーで過ごしていましたが、いよいよ海外生活の醍醐味のひとつホームステイです。
放課後に学校へ迎えに来てくれるとのことだったので朝から荷物をまとめてバッパーを退去してでかいリュックを背負って登校しました。
ワーホリは何気に引っ越しの連続なので、バックパックでもトランクでもいいですが、1つにするといろいろはかどります。
持っていく荷物を詰めるのではなく、詰められるだけしかもっていかないようにするのがコツです。
足りなかったら現地で買えます。
放課後、学校の正面玄関で待っていると一台の車が目の前に停まり、腰回りが自分の倍くらいあるおばあちゃんが下りてきました。
これから私がお世話になるリンさんでした。
笑顔で早口でなんか言われましたが、ひとつも意味が分かりません。笑
・・・大丈夫かな。
とか思っていましたが、英語が喋れないやつなんか慣れているらしく
こいつは英語が通じないとみるとトランクを開けて「荷物はここよ!」てな感じです。笑
・・・やれそうだな。
という感じです。
車で15分ほどで家につき、笑顔でまたなんやかんやいわれます。
まぁ「ここよ」って言ってるんだろうなくらいのもんです。笑
どっかテレビで見たことあるようなこんな感じのところでした。
中に入ると、
(あ、やっぱ靴脱がないんですね。)
キッチンダイニングからの芝生の庭!
そしてラグの上にソファ&テーブルと正面にテレビ
うん。家ですね。洋風の家ですが、日本でも似たような建築があるのでさほど驚きはありません。
日本人サイズではなく西洋人サイズなので全部が1.2倍くらいゆったりめに感じますが、妙なものは特に目につきません。
住人はニュージーランド生まれの老夫婦とまだ帰ってきていない受け入れ学生がほかに2人だそうです。今日から5人なわけですね。
ニュージーランド育ちの二人だからなのか英語がまぁ聞き取りづらいこと笑
Turn the light off, please(電気消して。)
という知っている表現を3回聞き返しましたよ笑
3回目はおじいさんもわらっていました。
あはは。
受け入れに慣れている家はこういうことに慣れているのでいいですね。
1回目に言われて「んっ?」って言ったらニヤッとしてゆっくりもう一回言ってくれました。まぁさらにあと2回聞いたんですけど笑
どうやら昔息子たちが使っていた部屋を貸し出しているらしく、4畳ほどのベッドと机付きの部屋が3つあまっていて、留学生受け入れしているとのこと。
ここは週に200ドル(朝夕付き)で貸し出しているのでそんなに安くはないですが高くもないです。
ブリスベンならシェアルーム(1軒に4人住まい)で週130ドルくらいですが、当然食事はついてないですし、
家賃が下がる遠方は交通費がかかりますし、食事付きで200ドルは平均的な価格だと思います。
地域の常識や英語についてわからないことが聞けるのが一番の魅力かもしれません。
ただ学校経由だと週250ドルになるのでやっぱり直接見つけるか、短めの期間で契約して直接契約に切り替えるか別のところを自力でさがしたほうが安くはなります。
間に人を挟むと高くなるのはどこでもいっしょです。
ワーホリは2週間~1か月ほどホームステイしながらシェアルームを探すのが一般的です。
で、2か月目にレジメ作って仕事探すか、ほかの都市に旅立って仕事探すか、ラウンド(旅行)に出かけるかは人によって違ってきます。
最初の1か月でいろんな情報を集めて、2か月目以降の動きを決めていく人もいます。
私の場合はこの家の居心地が良すぎて1か月契約を2回延長して長々と住んだわけですが笑
聞くところホームステイは満足する人とすごい不満の人と両極端です。
家族との相性やほかの留学生との相性なので行くまではどうしてもわかりません。
最初にお金を払ってしまわずに、いざというときにいつでも引っ越せるよう準備しておくほか自衛の道はありません。
私にとって2回延長するほど良い家でしたが、入れ替わる留学生の中では2週間で急に出ていく人もいました。
万人にとって最高の家庭は存在しません!もしかしたら存在するかもしれませんが賭けるには低すぎる確率です。
いざ!も考えてプランニングすると満足のワーホリになる可能性が高まります。
ネタ的には「変態という英単語を覚えた波乱のホームステイ!裸族VSストーカー。」みたいな暮らしも、終わってみれば笑い話ですけどやってる本人はたぶん泣きます。笑
ではよい留学を!
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[…] ホームステイの現実と対処と黒歴史。 オーストラリア体験記7 90 views […]